栄養課
栄養課をご紹介します。
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栄養課の紹介
栄養課では『より適切な食事・栄養の提供』をモットーに、患者さん一人一人の栄養状態に応じた食事・栄養プランの提案、栄養相談を心がけています。また、美味しくお食事を召し上がって頂くために、移転に伴い導入された新調理システム(院外調理)構築に日々取り組んでおります。
病院食について
1. 給食システムの説明
当院では平成19年より、調理作業の合理化と標準化を目的に、院外調理システムを導入しました。院外の調理施設においてクックチル(調理した料理を急速冷却後チルド状態で保存し必要に応じて再加熱する保存調理方法)や真空調理で調理された食事を保冷車で配送し、当院のサテライトキッチンにて再加熱・盛り付け・配膳が行われているこのシステムでは、HACCPの基準に沿って徹底した温度・衛生管理が行われています。
導入当初は、不備な点も多々ありましたが、現在は新調理システムの特徴を生かしたメニュー作りや調理方法への取り組みによって好評なご意見もいただけるようになりました。今後においても更なるシステム構築を目指し、患者さんに満足していただける食事作りに励んでいきたいと思います。
導入当初は、不備な点も多々ありましたが、現在は新調理システムの特徴を生かしたメニュー作りや調理方法への取り組みによって好評なご意見もいただけるようになりました。今後においても更なるシステム構築を目指し、患者さんに満足していただける食事作りに励んでいきたいと思います。
院外調理システム
2. 行事食の紹介
栄養課では、年に9回、メッセージカードを添えて季節に合わせた行事食を提供しております。
【行事食】
【行事食】
1月1日~3日 | お正月膳 |
3月3日 | ひな祭り |
5月5日 | こどもの日 |
7月7日 | 七夕 |
9月第3月曜祝日 | 敬老の日 |
12月25日 | クリスマス |
12月31日 | 年越し |
3. 嗜好調査
当院では、入院されている患者さんへ定期的に嗜好調査を実施し、よりよい食事の提供に向けて取り組んでおります。
【令和5年3月実施・嗜好調査について】
今回は、当院のメニューに無い、皆さんが取り入れて欲しいメニューを調査するためにアンケートを実施しました。
実施日:令和5年3月23日(木)
回答数:78人
<結果>
【令和5年3月実施・嗜好調査について】
今回は、当院のメニューに無い、皆さんが取り入れて欲しいメニューを調査するためにアンケートを実施しました。
実施日:令和5年3月23日(木)
回答数:78人
<結果>
病院食のメニューに入れて欲しい主食
1位 ちらし寿司
2位 炊き込みごはん
3位 いなり寿司
1位 ちらし寿司
2位 炊き込みごはん
3位 いなり寿司
病院食のメニューに入れて欲しい主菜
1位 えびフライ
2位 餃子
3位 鶏の唐揚げ、豚の生姜焼き
1位 えびフライ
2位 餃子
3位 鶏の唐揚げ、豚の生姜焼き
病院食のメニューに入れて欲しい副菜
1位 肉じゃが
2位 茶碗蒸し
3位 里芋の煮ころがし
1位 肉じゃが
2位 茶碗蒸し
3位 里芋の煮ころがし
嗜好調査の詳しい結果については、こちらをご覧ください。
<最後に>
アンケート結果を給食委託業者へ提出し、新メニューの採用について検討していきます。
ご協力ありがとうございました。
アンケート結果を給食委託業者へ提出し、新メニューの採用について検討していきます。
ご協力ありがとうございました。
4. 個別対応について
小児の食物アレルギーの患者さんには、栄養士がベッドサイドへお伺いし『アレルギーチェック表』を用いて聞き取り調査を行い、安心してお食事を召し上がっていただけるよう個別に対応しております。
また大人の食物アレルギーや宗教上の禁止食品がある方、著しく食欲が低下している患者さんについても、栄養士が聞き取りに伺い、可能な限り対応させていただいております。
また大人の食物アレルギーや宗教上の禁止食品がある方、著しく食欲が低下している患者さんについても、栄養士が聞き取りに伺い、可能な限り対応させていただいております。
栄養管理業務について
1. 栄養管理
栄養課では、適切な食事・栄養を提供していくために全入院患者さんに対し、栄養状態の評価・判定を行い、課題があればそれを明確にし、患者さん一人一人にあった『栄養管理計画書』を作成しています。食事がすすまない患者さんへは、管理栄養士がベッドサイドへ聞き取りに伺い、嗜好、形態を確認し、より食べやすいお食事をご提案させていただいております。
2. 栄養相談
医師の指示に基づき、食事療法の必要な患者さんと家族を対象に栄養相談を行っています。患者さん個々の病状はもちろん、生活背景や食生活をふまえて、実践しやすい方法を一緒に考え、食生活が改善できるようにサポートしています。
<対象>
糖尿病・高血圧・脂質異常症・高尿酸血症・高度肥満・心臓疾患・脳血管疾患・腎臓疾患・肝臓疾患・鉄欠乏性貧血・胃十二指腸潰瘍・消化管術後・クローン病・潰瘍性大腸炎・妊娠高血圧・小児食物アレルギー
<受付時間>
【外来栄養相談】
月・水~金曜日 9:30~12:00
火曜日 10:00~12:00
【入院栄養相談】
月・水~金曜日 13:00~16:00
※栄養相談は予約制になっています。ご希望の方は主治医へお申し出ください。
<対象>
糖尿病・高血圧・脂質異常症・高尿酸血症・高度肥満・心臓疾患・脳血管疾患・腎臓疾患・肝臓疾患・鉄欠乏性貧血・胃十二指腸潰瘍・消化管術後・クローン病・潰瘍性大腸炎・妊娠高血圧・小児食物アレルギー
<受付時間>
【外来栄養相談】
月・水~金曜日 9:30~12:00
火曜日 10:00~12:00
【入院栄養相談】
月・水~金曜日 13:00~16:00
※栄養相談は予約制になっています。ご希望の方は主治医へお申し出ください。
3. 糖尿病教室
当院では糖尿病教室を開催しています。専門スタッフ(多職種)が糖尿病について分かりやすくお話しています。
管理栄養士も糖尿病の食事療法について、クイズや模擬店などの体験をしていただきながら、楽しく学んでいただけるよう工夫を凝らしています。
是非ご参加ください。
管理栄養士も糖尿病の食事療法について、クイズや模擬店などの体験をしていただきながら、楽しく学んでいただけるよう工夫を凝らしています。
是非ご参加ください。
『開催案内』
※次回開催予定は未定です。開催が決まりましたらこちらのページでお知らせします。
※次回開催予定は未定です。開催が決まりましたらこちらのページでお知らせします。
4. チーム医療
【NST・栄養サポートチーム】
『栄養サポートチーム』とは、医師を始め、管理栄養士、看護師、薬剤師等で構成された栄養管理の専門チームです。当院では患者さんの栄養状態の改善・向上を目的に栄養サポートチームが定期的にベッドサイドへお伺いしています。栄養状態の評価、必要栄養量の算出等を管理栄養士の主な役割として、より質の高い医療の提供を目指し、医療スタッフの協働・連携によるチーム医療の推進に努めております。
【糖尿病透析予防指導】
糖尿病腎症Ⅱ期以上の患者さんに対し、医師・看護師・管理栄養士からなる透析予防診療チームが4回を1サイクルとして指導にあたっています。管理栄養士はそれぞれの病期に応じ、血糖・血圧・たんぱく質のコントロールについて無理なく長く行えるように患者さんと相談しながら食事改善の提案をしています。
【糖尿病教育入院】
糖尿病は血糖値をコントロールすることで健康な人と変わらない生活を送ることが出来ます。
入院中は、ご自分に合ったカロリーの食事をお召し上がりいただき、食事の量や内容について確認していただけます。『糖尿病教育入院』で糖尿病の正しい知識を手に入れてみませんか?
管理栄養士は献立写し、集団栄養相談、個別栄養相談、糖尿病教室等で患者さんをサポートします。
『栄養サポートチーム』とは、医師を始め、管理栄養士、看護師、薬剤師等で構成された栄養管理の専門チームです。当院では患者さんの栄養状態の改善・向上を目的に栄養サポートチームが定期的にベッドサイドへお伺いしています。栄養状態の評価、必要栄養量の算出等を管理栄養士の主な役割として、より質の高い医療の提供を目指し、医療スタッフの協働・連携によるチーム医療の推進に努めております。
【糖尿病透析予防指導】
糖尿病腎症Ⅱ期以上の患者さんに対し、医師・看護師・管理栄養士からなる透析予防診療チームが4回を1サイクルとして指導にあたっています。管理栄養士はそれぞれの病期に応じ、血糖・血圧・たんぱく質のコントロールについて無理なく長く行えるように患者さんと相談しながら食事改善の提案をしています。
【糖尿病教育入院】
糖尿病は血糖値をコントロールすることで健康な人と変わらない生活を送ることが出来ます。
入院中は、ご自分に合ったカロリーの食事をお召し上がりいただき、食事の量や内容について確認していただけます。『糖尿病教育入院』で糖尿病の正しい知識を手に入れてみませんか?
管理栄養士は献立写し、集団栄養相談、個別栄養相談、糖尿病教室等で患者さんをサポートします。
【その他、多職種との連携】
当院では、医師の指示のもと嚥下評価や嚥下訓練が行われています。嚥下障害や咀嚼障害のある患者さんに対して、適切な食事形態で食事が提供できるように、言語聴覚士と連携し、メニューや食材の検討を行っています。また、退院後在宅での食事作りに不安を感じる方には嚥下食の調理に関する指導も行っています。
当院では、医師の指示のもと嚥下評価や嚥下訓練が行われています。嚥下障害や咀嚼障害のある患者さんに対して、適切な食事形態で食事が提供できるように、言語聴覚士と連携し、メニューや食材の検討を行っています。また、退院後在宅での食事作りに不安を感じる方には嚥下食の調理に関する指導も行っています。